「企画書の表紙」をおしゃれに見せるコツ

「表紙の書き方が知りたい」「表紙をおしゃれに作りたい」そんな方のために、企画書の表紙をおしゃれに作る方法を紹介します。

なお、2026年現在は、表紙のタイトルを決めたあと、中身の原稿をChatGPTなどのAIに書かせて、編集できるPowerPointに変換する方法も一般的になっています。記事の後半であわせて紹介します。

企画書の表紙の書き方

「社外」向けの表紙の書き方

企画書の表紙は「社外向け」と「社内向け」で書く要素が異なります。社外向けの表紙はタイトルや氏名以外に、宛名や会社ロゴ、コピーライト(著作権)などを表記する必要があります。

「社外」向けの表紙に含まれる要素
① 宛名(例:株式会社SAMPLE 御中)
② 自社のロゴ(例:ロゴ、シンボルマーク)
③ タイトル(例:テレワーク推進企画)
④ サブタイトル(例:環境の構築とシステムの導入について)
⑤ 日付(例:作成日:2020年7月24日)
⑥ 会社名(例:株式会社SAMPLE)
⑦ 氏名(例:システムサポート部、企画太郎)
⑧ コピーライト(例:Copyright © 2020 株式会社SAMPLE )

「社内」向けの表紙の書き方

社内向けの企画書は、宛名よりも、誰が(部署・氏名)、どこで(会議名)使った資料なのかを明記しましょう。また必要に応じて書類の分類(社外秘など)を記載しましょう。

「社内」向けの表紙に含まれる要素
① 会議名(例:4月経営会議)
② 書類の分類(例:社外秘、Confidential)
③ タイトル(例:テレワーク推進企画)
④ サブタイトル(例:環境の構築とシステムの導入について)
⑤ 日付(例:作成日:2020年7月24日)
⑥ 部署(例:営業企画部)
⑦ 氏名(例:企画 太郎)

失敗しない「レイアウト」と「配色」

表紙の王道レイアウトはこの2つ

表紙のレイアウトはタイトルを「中央揃え」にするパターンと「左揃え」にするパターンが王道です。基本的にこの2つのどちらかを使えば、おかしなレイアウトになることは、まずありません。タイトルだけでも分かりやすいですが、雰囲気を出したい時は、余白部分に画像やイラストを追加しましょう。

配色は2色を選べばOK

美しい資料は色に統一感があります。色の統一感を出す最も簡単な方法は色数を最小限に絞ることです。強調度合い「中」(メインカラー)と、強調度合い「強」(アクセントカラー)の2色だけで表現すれば、分かりやすく統一感のある表現ができます。

メインカラーの選び方

メインカラーの選び方にはコツがあります。一つは「自社のロゴの色を使う」、二つ目は「聞き手の属性(性別、年齢、性格など)に合わせる」、三つめは「企画のテイストに合わせる」です。

自社にロゴがあればブランディングの観点から、ロゴカラーをメインカラーにするのが一般的です。ですが、聞き手が年配の方であればコントラストがハッキリした配色を選んだほうがよいですし、聞き手のライバル企業を想起させるような色は避けたほうが無難です。また、自社のロゴが渋い色だったとしても、子供向けの商品企画ならポップな配色にしたほうが良い場合もあります。この「聞き手が不快にならないか」、「企画のテイストから外れてないか」という点に注意してメインカラーを選ぶようにしましょう。

アクセントカラーの選び方

アクセントの色は、メインの色の反対色、または反対色に近い色を選択するとバランスが良くなります。メインが青緑であればアクセントは赤といった具合です。赤は注意喚起の色として使われるため、赤系をアクセントカラーとし、その反対側に位置する紺、青、緑あたりの色をメインカラーにする配色は、企画書において最もオーソドックスな配色と言えます。

カラーの選定におすすめのサイト
HUE/360

「おしゃれ」に見せる簡単テクニック

気を付けておきたいポイント

表紙を作るうえで注意してほしいのは「無理におしゃれにしようとしない」ことです。雰囲気を良くしたいからといって安易に英語を使ったり、細く小さなフォントを使ったり、淡い配色にして視認性を悪くしてしまっては意味がありません。意味のない装飾を加えるくらいなら白黒のシンプルな表紙の方がずっと良いです。見た目にこだわる前に一番大切なのは「伝えたいことを正しく伝える」ということを忘れないでください。

1.メインカラーを活かす

簡単に雰囲気を出したい場合は、メインカラーの図形を配置するのがおすすめです。四角や三角、丸などを表紙の空白部分に配置するだけで印象はガラッと変わります。色の持つ印象を活かしたい場合は色面積を大きく使いましょう。

2.フォントを企画のテイストに合わせる

企画書でおすすめのフォントは、メイリオ、游ゴシック、HGS創英角ゴシックUB、ヒラギノ角ゴなどです。ただ分かりやすさよりも印象を重視したいという場合には別のフォントを使うのもひとつの手です。例えばフォントをゴシック体から明朝体に変更しただけでも高級感や繊細さが表現できます。

3.おしゃれな画像を使う

一番おすすめしたいのは「美しい画像を使うこと」です。デザインが苦手な人でも素早く簡単におしゃれに仕上げることができます。今では検索すれば著作権フリーの高画質画像も無料で手に入ります。上記で説明した王道レイアウトの背景にきれいな画像を差し込むだけで、簡単におしゃれな表紙が完成します。ぜひ試してみてください。

また、2026年現在は、表紙の背景画像を生成AIで作る方法もあります。フリー素材と違って他の資料と被らず、企画の雰囲気に合わせた1枚を用意できます。下記は、表紙背景用の画像を生成AIに依頼するプロンプトの例です。

ビジネス企画書の表紙の背景に使う画像を作ってください。
・テーマ: ※ここに企画の雰囲気を書く(例: 業務効率化、清潔感のあるオフィス)
・横長16:9。文字やロゴは一切入れない
・タイトル文字を左側に置くため、左半分は無地に近い余白にする
・彩度は控えめで、ビジネス資料に合う落ち着いた色調にする

ポイントは「文字を入れない」ことと「タイトルを置く側に余白を残す」ことの2つです。生成した画像は、上記で紹介した王道レイアウトの背景としてそのまま使えます。なお、生成画像の商用利用の条件は、お使いのAIサービスの規約を確認してください。

表紙テンプレート
表紙テンプレート一覧

AIで企画書の中身を書く

表紙のタイトルとサブタイトルが決まったら、中身の原稿をChatGPTやClaude、GeminiなどのAIに書かせる方法もあります。この記事で考えたタイトルを指定して依頼すれば、表紙から中身まで一貫した原稿になります。

下記は、コピーしてすぐ使えるプロンプト(AIへの指示文)の例です。[テーマ]の部分を自分の企画に書き換え、1枚目にはこの記事で考えたタイトルとサブタイトルを指定してください。

【指示】
以下のテーマで、配布用のビジネス企画書の構成案を書いてください。
必ず ```md から始まり ``` で終わる1つのMarkdownコードブロック内の
テキストとして出力してください。説明文・前置きは不要です。

[書き方のルール]
- 1枚目(表紙)は「# 企画書タイトル | サブタイトル(1行)」
- 2枚目以降は「## スライドタイトル」+ 本文(2〜3行、140字以内)
- スライドタイトルは「そのページの結論」を1文で、24字以内
- 1スライド1メッセージで、全体は8〜10枚
- 数字が入るスライドには具体的な数値を入れる
  (仮置きの金額は末尾に「(試算)」を付ける)
- 箇条書きは1スライドに3〜5個まで、各行30字以内
- 業界用語を避け、平易な日本語のみで書く

[テーマ]
※ここに企画の内容を書く
(例: 社内の経費精算を電子化して月40時間の作業を減らす企画)

出力された原稿は必ず読み返し、数字や固有名詞など間違いが出やすい部分を確認してください。この形式のMarkdown原稿は、PAWAに貼り付けると、表紙を含めて編集できるPowerPoint(.pptx)に変換できます。

この記事のポイント

・社外向けは、誰に(宛名)向けた資料なのかを明記する
・社内向けでは、誰が(部署・氏名)、どこで(会議名)使った資料なのかを明記する。
・レイアウトは「中央寄せ」か「左寄せ」の王道パターンがおすすめ。
・配色は、2色(メインカラーとアクセントカラー)で作るのがおすすめ。
・表紙を簡単におしゃれにしたいなら、カラー、フォント、背景画像の活用がおすすめ。

AIで書いた原稿を、PowerPointの企画書にする

表紙が決まったら、中身の原稿はAIに書かせて、表紙ごとPowerPointにする方法もあります。PAWAは、AIが書いたMarkdown原稿を、編集できるPowerPoint(.pptx)に変換するWebサービスです。表紙のデザインはクリックで切り替えられ、タイトルや中身はそのままに、見た目だけをその場で変えられます。表紙に写真を使いたい場合は、背景画像の設定もできます。

  1. この記事のプロンプトで、AIに企画書の原稿を書いてもらう
  2. 出力されたMarkdownをPAWAに貼り付けて変換する
  3. 表紙のデザインをクリックで選ぶ(この記事の生成AI背景画像も設定できます)
  4. .pptxをダウンロードし、PowerPointで仕上げる

デザインは日本のビジネス資料の体裁に自動で整います。画像化ではないので、文字も図もPowerPointで通常どおり編集できます。無料・登録なしで1回試せます。

AIの原稿を、PowerPointにする →

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!